なぜ、絵を描くのか?

猫のハーネスをDIY

猫のハーネスをDIY

ちょっぴりおとなになって、家の中を自由に歩き回ることができるギューちゃん。

緊急時用に、ハーネスとリードを用意しておかねばな〜と、ゆるゆる考えていたのだけれど、

どうも最近、緊急時用以外に、ハーネスの必要性が出てきた。

直前までにゃーにゃーと騒いでいても、私たちが出かけようとすると、意外と諦めよく玄関や窓辺で静かに見送ってくれていたのだけれど、

最近は今にも外に飛び出しそうなくらい、玄関のドアまで迫ってくる。 帰宅時も同様。

おそらく、以前に何度か抱っこして庭に出てみたことがあり、いつも見ている窓の外の世界に、興味が湧いてきたのだと思う。

せっかく自分たちの庭があるのだし、暖かくなったら庭に出られるようにしてあげようということで、ハーネスをDIYすることに。

型紙を作る

ハーネスには、いろんな形があるらしい。

簡単に作れそうなのは紐状のものだけれど、引っ張ったときになんとなく苦しそうなので、ベスト型に決定。

リードを引く力を、胸全体で受け止めてもらう感じ。

市販のハーネスの画像を見ながら、本人のサイズも測らずざっくりスケッチ。

既存の型紙等から作るのは、あまり向いていないので…。

ちょきちょき切って、試着。

きょとん。

首周りがきつそうなので、修正。

袖部分も丸く大きめにして、後ろで合わせられるように、カーブ具合も少し変えてみよう。

今度は、生地で作るときのことを考慮して、より型紙っぽくしてみる。

縫しろになる切り込み部分を折り曲げ。

下は、裏側のようす。

試着。

茶色いベストを着た木こりみたい。 前側はいい感じ。

後ろ側は、首の修正と、胴回りの大きさをざっくり書き込み。

修正して、マジックテープ部分も追加。 

近頃めきめき大きくなっているギューちゃんが、さらに大きくなっても大丈夫なように、テープは幅広めの予定。

お腹部分の丸みを立体的にしようかと、ダーツを入れてみる。

試着。

前脚を入れるところまでは少し苦戦するけれど、着てしまうと大人しくなって、ポーズまで決めてくれるのはなぜだろう…。

上を向いても、苦しくなさそう。

ダーツは、姿勢によってはお腹が窮屈になりそうなので、なくてもいいかな。

あったかくて嬉しいのか、急に活発になり家中を散歩。

でもやはり着慣れないせいかバランスを崩すこともあり、時々ふらふら。

修正すべきはもうなさそうなので、改めて紙にトレースし、型紙完成。

布で作る

今回のDIYハーネスは、いただきものの生地で作ろうと決めていた。

内側は、柔らかスウェット生地。

外側はあれこれ悩んだ末に、黒地に渋いグリーンの柄の入った生地に決定。

裏側がコーティングされていて、丈夫であったかそう。

これらの生地を、型紙に合わせて裁断。

表面を内側にして、まずはミシンで、だーっとアウトラインを縫う。

少し空けておいた隙間から、ひっくり返してみる。

腕を通す穴は、手縫でしかできなさそうで、このままでは縫いにくいので

再度、中表にして、丸まりやすいスウェット生地の方を、アイロンテープで留めてしまうことに。

そして再度、ひっくり返す。

これなら縫いやすそう。

いつもの通り、行き当たりばったりのざっくりお裁縫。

つづく