八王子 パペルブルグ
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先日の記事にも書いたように、彼のスイーツ欲が急上昇している近頃。
特に、相模原へ引っ越して来てからの、この約1年間。
リサーチの鬼の上に、私がイタリアンや和食、甘いものが好きなのを知っているので、引っ越し先の近くで好きそうなお店を見つけては連れてゆき喜ばせる、ということを繰り返していたら、自分も好きになってきた、という感じだと思う。
甘いものもお茶をするのも大好きな私にとっては、なんともありがたく嬉しい変化。
少し前、年明け間もない頃に、所用で八王子方面へ行った際にも、通り道でいくつかのカフェを提案してくれ、
ちょうどその日に営業していた Pappelburg(パペルブルグ) さんへ、お茶をしに行ってみた。
外観と内装に圧倒
通り沿いに突如現れる、蔦いっぱいの洋館。
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まるで、正面の壁に描かれた魔女の、住んでいる館のよう。
不意打ちの非日常感がすごすぎて、お店に入る前から写真を撮りまくる私。
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お店の側面まで、しっかり洋館。
年明けだったので門松が飾られていたけれど、それすら洋風に見える不思議。
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内装も、外装に負けていない。
吹き抜けの大きな壁画に、動物の剥製。 奥には牢屋…?
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茶葉やサイフォンの並ぶカウンターも素敵。
店員さんたちは皆、ばりっとギャルソン風でかっこいい。
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私たちは、奥の突き当りの席へ。
メニューのはじめには「館主」からの、館のコンセプトについての言葉が。
「ブルグ」って、ドイツ時代にお城という意味だと覚えたけれど、お店の名前は「ポプラの城」という意味らしい。 そして魔女ではなく、騎士の城のイメージだそう。
八王子は美大があったりと美術にゆかりがあるから、そういう方達が描いた壁画なのかもしれない。
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お水の入ったグリーンのグラスが、ここでは妙に妖しく見える。
照明の明るくない店内に窓から絶妙に日光が入り、主張の強いインテリアの中にいても落ち着く、不思議な空間。
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牢屋に見えた場所の奥にも席が。 ここは、店内でも特にテーマパークっぽい。
お茶というよりも、ティータイム
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彼は、ヴィクトリアスコーンとコーヒー。 私は、リンツァートルテとロイヤルミルクティー。
食器や、ケーキのビジュアルにときめき。 これは、お茶というよりも「ティー」が似合う。
リンツァートルテというのは、フランボワーズのタルトなのだけれど、生地の中におそらくドイツで味わったことのある独特の風味を感じて、本場っぽいな〜と思った。
ウェブサイトによると、生地に数種類のハーブが練り込められているそうなので、それかもしれない。
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彼のスコーンも、シンプルだけれどすっごく美味しかった。 スイーツ男子の彼も、幸せそう。
化粧室
化粧室もきっと素敵にちがいないと思い、こっそり携帯を持参。
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輸入の陶器と、クリムトとお花がたくさん。 それに、妖しいブルーの光。
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手洗いから席へ戻る際に見つけた絵。
竹中直人氏が番組で訪れた際に描いたらしい、王様?妖精? そういえば竹中さんも、八王子の美大の出身だったような。
以前一瞬だけれど言葉を交わす機会があり、おしゃれで優しくてかっこよかったな。 心の中はこんな感じなのかと思うと、かわいい。
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お土産
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お会計を済ませお店を出ると、店頭にコーヒー豆の入っていた麻袋が、びっくりするようなお値段で売られていたので、
庭やアウトドアに使おうと、目の荒いものと細かいものとを、ひとつずつ購入。
次回はランチや、名物のボリュームパフェもいただきたいなぁ。
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