ギューちゃんの近況 -おとなこども-
いとしの給餌マシンによりすっかりよい子になったギューちゃんの、近況をご報告。
こちらは、ちょっぴりおとなになったけれど、毛布のふみふみちゅうちゅうは卒業できない様子のギューちゃん。
よい子
現在、マシンの出番は早朝の一度のみ。 他のごはんは、以前同様に直接あげるようになった。
やはり、陶器の器でこちら側を向いて食べてもらいたいのと、朝のお利口具合が、かなり安定して安心できるようになってきたため。
マシン導入当初は、いつごはんが出てくるのかと常にそわそわしていたギューちゃんも、徐々に「時間が決まっている」ということがわかってきたようで、近頃は、再び寝室で眠るようになった。
朝は、以前のようにマシンの声を聞いてベッドから飛び出して行くわけではなく、ごはんの時間が近くなると音もなくむくりと起きて、静かに階下へ降りてゆく。
食べ終わったらすぐに寝室へ戻ってきて、布団の中に入る時に、一度鳴くか鳴かないか、というくらい。 人間の起床時間にも、騒がない。
寝ている私たちに気を遣ってくれるなんて。
なんというおとなな振る舞い。 そして、体内時計の精密さにも驚き。
わるい子(そうめん泥棒)
ある夜、ギューちゃんが寝室にいないことに気がつき「珍しく自分のベッドで寝ているのかな」と思っていた。
そして朝。
ちょうどベッドから起き上がると、彼が「ギューちゃんが何か持ってきたよ」と。
そうめんの空袋…。
そうめんがあとどれくらい袋の中に残っていたかを知っている私は、破かれた袋を見てひやり。 急いでキッチンへ。
リビングの入り口に散らばる乾麺。 心臓どきどき。
そしてキッチンへの動線。
どっさりやられている…。
そしてキッチン。 かなり暴れて楽しんだ様子…。
キッチンのドアを上手に開けてしまうことがあるので、普段不在時には中からつっかえ棒をしているのだけれど、この日は前夜のつっかえが甘かったらしい…。
乾麺は、塩分過多や消化不良の心配があるようだけれど、食べるというより遊ぶ目的が強かったようで、ひとまず身体は大丈夫そうでよかった…。
一方、全然大丈夫じゃない部屋を、朝からせっせと片付ける人間たち。
この事件以降は、つっかえ棒を強化。
高いところが好き
去勢手術以降、ギューちゃんの成長スピードが急加速した。
以前に入り込まれて困っていた洗濯機下などの狭い隙間には、気になるから近づきはするけれど、身体が大きくなったおかげでいつの間にか入れなくなっており「お粗相問題含め、いろいろな悩みは永遠ではなかったのだ!」と、人間たちはひと安心。
ただ最近はその代わりに、キャットタワー以外の高い場所に、果敢に挑戦するように。
例えば冷蔵庫の上。
ここに登るまでに、縦に開く電子レンジや、大好きな乾麺やオートミールの袋があるので、地味に困る。
冷蔵庫にくっついている、アメリカ旅行のお土産の「ヨセミテベアー」にはバネがついていて楽しいらしく、よくいじめている。
それから私の部屋の、作品棚の上。
ある日部屋でパソコンに向かっていたら、ミシンなどいろんなものが置いてあるデスクから、突然勢いよくジャンプしたので、地震かと思って驚いた。
暖房の効いている部屋の天井付近は暖かいらしく、しかも棚の上には額用の箱が重ねてあり、さらに暖かい。
最初にトライして以来気に入ったようで、しょっちゅう登っては寝たり、毛づくろいしたり。
作業に集中したいとき、特に絵を描いているときは筆を噛んだりして大変なので、ここで静かにしていてくれると、とてもありがたい。
ただ、ここから下へは自分で降りる勇気がないらしく、降りたくなるとそわそわと歩きながら、にゃー!と主張してくる。
踏み台を使って迎えに行くと、なぜだか降りずに、顔を箱や手にすりすりして、急に甘えモードに入ったり。
可愛いけれど、すご〜くなぞ。
社交派
先日、久しぶりに我が家に友人が遊びにやって来た。
彼の友人Fくん。 猫が大好きで、ギューちゃんをすごく可愛がってくれたのだけれど、Yちゃんや私の家族たちへのときと同様に、やはりFくんにも、瞬間的に懐いた。
昔はお髭をこわがる節があったけれど、F君のお髭も全然平気のよう。
お客さんが来ると、最終的に必ずその人の膝で寝る。
保護施設ではなんて言われていたか、思い出せなくなるほどの社交性。
そんな風に、うちへ来た人がめろめろになっているところを見ていると、私たちは、なんとも誇らしいような、嬉しい気持ちになる。
Instagram:#猫のギューちゃん
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