なぜ、絵を描くのか?

ギューちゃん、去勢手術を受ける

ギューちゃん、去勢手術を受ける

決意とお別れ

ギューちゃん、生後6ヶ月目弱の頃。
保護施設の病院から、この時期は、去勢手術をするいいタイミング、と教わっていた。

ちょうど子供から大人になっていく時期で、もう少し経つと、家の中でマーキングを始めてしまうそう。

去勢手術って、任意だとは思うのだけれど、猫の将来の心や身体のためにも、しておいた方がいいらしい。

健康なのに手術をさせるのはかわいそうだけれど、いろいろな病気の予防になるのはありがたいので、手術を受けに、行ってきた。

たまたまをどアップで失礼します。

短い毛に覆われて、ふわふわで可愛かった。
こんなに早くお別れだなんて、なんだか寂しい。

当日の朝

手術の1週間前に受けた術前検査では、異常なし。
手術前日は、早めに夜ごはんを食べ、ゆっくり眠る。

当日は、朝ごはんを摂ってはいけない。

毎朝早くから、お腹が空いて私たちを起こしてくるほどごはん大好きのギューちゃんが、手術の時間まで我慢できるのかと、心配していた。

当日の朝、案の定早くからにゃーにゃーと元気よく鳴き出した。

1階へ降りるとごはんコールが激しくなるので、出発に間に合うくらいの時間まで、寝室で時間稼ぎをしようとぐだぐだしていると、ギューちゃんはどんどんヒートアップ。部屋の中をどすどす駆け回る。

そして、ふと彼の掛けふとんの上でじっとしたかと思うと、、、

まさかのお漏らし…。

でもじつは、以前にも同じ場所に、同じようなシチュエーションの朝に、おしっこをしてしまったことがあった。

ギューちゃんは時々、ひとりで1階のトイレへ行かずに、そばに人間が来てようやく用を足す、ということがある。
基本的にはひとりで大丈夫なので「1階が寒すぎる?」「それともわざとした?」などなど、原因がよくわからないままだった。

羽毛布団は鳥のにおいがするので、狩猟本能がくすぐられ興奮して、粗相してしまうという説もあったり。

一度目の翌日、急いで2階用のトイレを購入して設置していたのだけれど、それでもまた、してしまった…。

以前に病院で相談した際には、トイレがしたいというよりも何か訴えたい場合が多い、とのことで、やはり、朝起きずにぐだぐだしているのがいやだったのかな…。

無事帰還

お腹ぺこぺこのギューちゃんを連れて、想定外の事にばたばたとしながら家を出発。

状況がつかめず固まっているギューちゃんを激励しつつ、病院に預けた。

午前に預けて、お昼頃手術。
手術自体は数十分間で終わり、ギューちゃん覚醒後、夕方に迎えに行くというスケジュール。

そわそわしながらふたりで色々と用事を済ませ、ようやくお迎えの時間。

少し早めに到着し再会したギューちゃんは、どことなくぼーっとしている感じ。
全身麻酔なので、無理もない。

ふと、自分が以前に全身麻酔で手術を受けたときのことを思い出し「がんばったね〜!!」と、心から労う。

患部を舐めてしまわないように、エリザベスカラーをつけて帰宅。

家に到着しキャリーを床に置くと、珍しくキャリーの中で大暴れ。

急いで出してあげると、ふらふらと足元がおぼつかない。

平衡感覚を保つ役割を担う髭が、カラーに当たってうまく歩けないよう。
そして、カラーがいろんな場所にぶつかりまくり、いちいち行く手が阻まれる。

ストレスマックス状態となり、暴れまわったりカラーを取ろうと引っ張ったり。

正直、かわいそうで見ていられなかった。

食欲はしっかりあって安心したけれど、疲れやすいのかぐったり気味。

患部をガード

何度か自力でカラーを外してしまったので、サイズを一段階小さくしてみたら、きつくて首元が痒いみたい。

本来は1週間つけ続けるのが理想だけれど、昼間は私が見ていられるので、結局途中、カラーを外してしまった。

カラー無しとなると、何か作業している時でも目を離さずに、しっかり監視していなければならない。
特に、毛繕いをし始めたとき。

人間と一緒で、傷が回復してくるとむずむずしてくるらしく、幹部を舐めようとするので、

即座に手でガード。

ガード!

私の謎の行動に、不思議そうなギューちゃん。

でも、ガードすると無理に舐めようとはしなく、効果的だった。

1週間お互いにがんばり、術後の経過は問題なし。
傷口はきれいに塞がっていたそう。

カラーからも解放されて、以前にも増して食欲旺盛で、元気いっぱいになった気がする。

ギューちゃん、お疲れ様でした。

ダウンのベッド(要改善)

手術とは関係ないのだけれど、寒くなってきたので、ギューちゃんにプレゼントを。

あまり使っていない薄手のダウンジャケットがあったので、それを使ってベッドを作ってみた。

いただきものの生地の中から暖かそうなスウェット生地を選び、

ジャケットは取り出し可能にして、必要な時は普通に着られるように設計。

完成したので置いておいたら入ってくれたので、嬉しくて写真をぱしゃり。

でも、入ってくれたのはこの一度だけで、その後は全然。

改善の余地ありか…。

Instagram:#猫のギューちゃん