ギューちゃん、去勢手術を受ける
- 2021.11.16
- 暮らし 猫
- アニマルウェルフェア, 保護猫, 学び, 感謝, 手入れ, 日記, 猫のギューちゃん, 環境や心身に、わるくない暮らし
決意とお別れ
ギューちゃん、生後6ヶ月目弱の頃。
保護施設の病院から、この時期は、去勢手術をするいいタイミング、と教わっていた。
ちょうど子供から大人になっていく時期で、もう少し経つと、家の中でマーキングを始めてしまうそう。
去勢手術って、任意だとは思うのだけれど、猫の将来の心や身体のためにも、しておいた方がいいらしい。
健康なのに手術をさせるのはかわいそうだけれど、いろいろな病気の予防になるのはありがたいので、手術を受けに、行ってきた。
たまたまをどアップで失礼します。
短い毛に覆われて、ふわふわで可愛かった。
こんなに早くお別れだなんて、なんだか寂しい。
当日の朝
手術の1週間前に受けた術前検査では、異常なし。
手術前日は、早めに夜ごはんを食べ、ゆっくり眠る。
当日は、朝ごはんを摂ってはいけない。
毎朝早くから、お腹が空いて私たちを起こしてくるほどごはん大好きのギューちゃんが、手術の時間まで我慢できるのかと、心配していた。
当日の朝、案の定早くからにゃーにゃーと元気よく鳴き出した。
1階へ降りるとごはんコールが激しくなるので、出発に間に合うくらいの時間まで、寝室で時間稼ぎをしようとぐだぐだしていると、ギューちゃんはどんどんヒートアップ。部屋の中をどすどす駆け回る。
そして、ふと彼の掛けふとんの上でじっとしたかと思うと、、、
まさかのお漏らし…。
でもじつは、以前にも同じ場所に、同じようなシチュエーションの朝に、おしっこをしてしまったことがあった。
ギューちゃんは時々、ひとりで1階のトイレへ行かずに、そばに人間が来てようやく用を足す、ということがある。
基本的にはひとりで大丈夫なので「1階が寒すぎる?」「それともわざとした?」などなど、原因がよくわからないままだった。
羽毛布団は鳥のにおいがするので、狩猟本能がくすぐられ興奮して、粗相してしまうという説もあったり。
一度目の翌日、急いで2階用のトイレを購入して設置していたのだけれど、それでもまた、してしまった…。
以前に病院で相談した際には、トイレがしたいというよりも何か訴えたい場合が多い、とのことで、やはり、朝起きずにぐだぐだしているのがいやだったのかな…。
無事帰還
お腹ぺこぺこのギューちゃんを連れて、想定外の事にばたばたとしながら家を出発。
状況がつかめず固まっているギューちゃんを激励しつつ、病院に預けた。
午前に預けて、お昼頃手術。
手術自体は数十分間で終わり、ギューちゃん覚醒後、夕方に迎えに行くというスケジュール。
そわそわしながらふたりで色々と用事を済ませ、ようやくお迎えの時間。
少し早めに到着し再会したギューちゃんは、どことなくぼーっとしている感じ。
全身麻酔なので、無理もない。
ふと、自分が以前に全身麻酔で手術を受けたときのことを思い出し「がんばったね〜!!」と、心から労う。
患部を舐めてしまわないように、エリザベスカラーをつけて帰宅。
家に到着しキャリーを床に置くと、珍しくキャリーの中で大暴れ。
急いで出してあげると、ふらふらと足元がおぼつかない。
平衡感覚を保つ役割を担う髭が、カラーに当たってうまく歩けないよう。
そして、カラーがいろんな場所にぶつかりまくり、いちいち行く手が阻まれる。
ストレスマックス状態となり、暴れまわったりカラーを取ろうと引っ張ったり。
正直、かわいそうで見ていられなかった。
食欲はしっかりあって安心したけれど、疲れやすいのかぐったり気味。
患部をガード
何度か自力でカラーを外してしまったので、サイズを一段階小さくしてみたら、きつくて首元が痒いみたい。
本来は1週間つけ続けるのが理想だけれど、昼間は私が見ていられるので、結局途中、カラーを外してしまった。
カラー無しとなると、何か作業している時でも目を離さずに、しっかり監視していなければならない。
特に、毛繕いをし始めたとき。
人間と一緒で、傷が回復してくるとむずむずしてくるらしく、幹部を舐めようとするので、
即座に手でガード。
ガード!
私の謎の行動に、不思議そうなギューちゃん。
でも、ガードすると無理に舐めようとはしなく、効果的だった。
1週間お互いにがんばり、術後の経過は問題なし。
傷口はきれいに塞がっていたそう。
カラーからも解放されて、以前にも増して食欲旺盛で、元気いっぱいになった気がする。
ギューちゃん、お疲れ様でした。
ダウンのベッド(要改善)
手術とは関係ないのだけれど、寒くなってきたので、ギューちゃんにプレゼントを。
あまり使っていない薄手のダウンジャケットがあったので、それを使ってベッドを作ってみた。
いただきものの生地の中から暖かそうなスウェット生地を選び、
ジャケットは取り出し可能にして、必要な時は普通に着られるように設計。
完成したので置いておいたら入ってくれたので、嬉しくて写真をぱしゃり。
でも、入ってくれたのはこの一度だけで、その後は全然。
改善の余地ありか…。
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