キエーロの冬
- 2022.03.25
- DIY エコ ゼロ/レス・ウェイスト 庭 暮らし 環境
- how to, キエーロ, パーマカルチャー, 備忘録, 冬, 学び, 庭, 感謝, 木製品, 環境や心身に、わるくない暮らし, 自然の神秘
我が家の、手作りキエーロコンポスト。
昨年の夏から使用を開始、現在も元気に活躍中。
分解には自然の日光や風を必要とするため、夏と冬とでは少し勝手が違うらしい。
微生物の冬眠
半年以上使用し、DIY当初より随分味の出てきたキエーロ。
寒くなってからは、前回埋めたものがなかなか分解しなくなり、でも野菜くずは夏場と変わらず出るので悩んでいた。
冬場は、微生物たちも冬眠モードみたい。
冬はみかん多め。
というか、みかんのおかげで野菜くずが毎日満杯になってしまうので、程よくキエーロに回すのを諦め、可燃ごみにする日もあり。
キエーロをやっているうちに、分解されやすいかどうかが、前よりもわかるようになってきた。
例えば、ほぼ毎日食べるバナナやみかん。
へたのところはほぼ木のようなものなので、可燃ごみへ。 それ以外の場所を細かく刻んでキエーロに。
次のキエーロの時。
前回の場所に、まだみかんの皮がたくさん。
キエーロを使い始めた頃の記事でも触れたけれど、土に、野菜くずと一緒に水を混ぜると、分解の助けになるらしいので、試してみる。
リサイクル水を混ぜ込む
水を野菜くずにかけ、よ〜く混ぜる。 結構多めに入れた。
この水は節水のために、できるだけ蛇口から新しい水を出さないようにしている。
雨水や、キッチンで、蛇口の水が温まるまで待っている間の水を、じょうろに取っておいたり。
この日の分も、隣に穴を掘り、野菜くずに水を混ぜて蓋をする。
このおかげで、明らかに分解スピードが上がった。
前回の場所をかき混ぜる際に水を追加するけれど、土中深くに落ちた前回入れた水も、かき混ぜることによって上に持ってきて、
下の方に古い水が溜まらないようにすることが、良いキエーロ環境を保つのにとても大事。
土質改善
また別の日。
この日も、前回の場所に水をたっぷり入れて、かき混ぜ。
水のおかげか、かき混ぜ1回でも随分分解されたようで、小さなかけらしか残っていなかった。 気温が上がったのも、理由かも。
水を混ぜるようになってから初めてキエーロを一周したので、振り出しの場所の土のようすが、気になっていた。
表層の乾いた土をどけてみると、色の濃いめの、さらさらの土。
分解跡のかたまりも、あまり見えないくらい。 すごい。ちょっぴり感動。
この日も野菜くずを、たくさん投入。
我が家の頼れるキエーロ。 微生物にリスペクト!
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