なぜ、絵を描くのか?

宮ヶ瀬 鳥井原ふれあいの館

宮ヶ瀬  鳥井原ふれあいの館

何度か書いている、我が家の2022年の「宮ヶ瀬・愛川を知ろう計画」。

その中で年明け早々から、早速お気に入りになった場所。

鳥井原ふれあいの館

自宅から宮ヶ瀬湖畔園地や厚木方面へ車で行く途中、湖にぶつかるT字路を、右折する。

T字路には、なにやら見晴らしの良さそうな雰囲気が漂い「ここを左折すると何があるのだろう」と、いつも気になっており、ある日用事のついでにふらりと行ってみた。

左折後すぐに、わりと大きな駐車場が現れ入ってみると、クラシックカーやバイカーたちがいっぱい。

引っ越して来て以来、休日には自転車やバイク、スポーツカーにクラシックカーなどなど、乗り物好きがこの辺りの土地に集まる雰囲気は常に感じていたけれど、こんなにたくさん停まっている駐車場を見たのは初めて。

「鳥井原ふれあいの館(いえ)」という施設があり、食堂や広い敷地で、ライダーや観光の方たちが休憩ができる、憩いスポットのよう。

施設からは美しい景色が見え、外には湖を囲んで、芝生広場や遊歩道が。

初めて訪れたこの日は、2月末の頃。

向こうの山には少しだけ雪が残っていて、草木も冬模様。

春と秋には、ドウダンツツジというツツジが、湖畔いっぱいに咲くらしい。

立ち寄ったのが午後で、レストランも閉まった後だったこともあり、私たちはなるべく人気の少ない場所を求め、上の写真の中央辺り、遊歩道の一番奥の方へ。

宮ヶ瀬湖も津久井湖と同様にダムのある湖だけれど、とにかく水の色が、明るい緑色できれい。

そして、湖の周りには住宅地などの建物も見えなく静かで、家から車ですぐ近くなのに「遠くへ来た」という感じがする。

夕焼け少し前の光が気持ちよく、湖畔周辺は人気も少なく、ベンチでひたすら景色を眺め、幸せに浸る。

こんな時私たちはよく、「ここが自宅の敷地だったら」とか「ここで一日中仕事ができたら」とかいう妄想を話し合って楽しむ。

再訪

鳥井原の魅力にはまってしまい、その1週間後に、再びここを訪れた。

この日のお目当ては、食堂でのランチ。

外は風が強かったので窓際のカウンター席につき、かき揚げ丼定食をふたつ注文。

やってきた丼ぶりを見て、ボリュームにびっくり。

特に椎茸天。 ステーキ肉かと思うほどの厚みで、味も濃厚で美味しかった〜。

隣の席では、年配の男性が仲良さそうに、食事とデザートを。 また別の席では、年配の夫婦がソフトクリームを。 なんと平和で、微笑ましい空気で満たされた食堂。

そういえば、ここにはライダーと年配の方の割合が多い。 子供達はT字路を右折して、湖畔園地の方へ遊びに行くのかな。

食後に散歩。

この日は、前回行った湖畔の方よりさらに人気の少ない、芝生広場の方へ。

この頃は、木々につぼみがたくさん付いていた。

今頃は、ドウダンツツジや山の新緑がきれいなのだろうけれど、

一度桜の時期に行ってみた時、駐車場が満車でものすごい人出だったので、それ以来人混みのにがてな私たちは、少し足が遠のいてしまっている。

広場の一番奥に「森の展望台」の看板があり、上へ続く階段も。

軽いハイキングが出来そうなので、次回は登ってみようという話に。 人出のピークが落ち着いたら、行ってみよう。

ふれあいの館の売店も楽しくて、地元作家の手作り作品や、地場産の野菜やお菓子、植物などが売られている。

午後には売り切れがたくさんなので、早い時間に行った方がいいみたい。 私たちのお気に入りは、よもぎ餅といちご餅で、よくお土産に買って帰る。

ときどき通るT字路をいつもと違う方に曲がるだけで、1年間知らなかったいい場所に、また出会えてしまった。