(続編)我が家の食事情
- 2021.09.01
- オーガニック 暮らし 環境 食卓
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以前に、我が家の食卓や、私の料理のくせなどを、内心「誰が読みたいのだろう…」と思いながら書いたところ、意外にも人気のようでしたので、続編として日々思うことなどを、つらつらと。
無農薬野菜は、季節の野菜
購入する野菜を、無農薬野菜にこだわるようになってから気づいたこと。
それは、旬の野菜のみが販売されていること。
スーパーの野菜売り場では、季節の野菜でないものも売られていて、旬の季節になると少し価格が安くなったりはするけれど、一年通して、季節感が薄く感じる。
それに比べ、無農薬野菜屋さんの店頭のラインナップは、行く度に大きく変わる。
季節野菜も、旬のピークとその前後では大きさが全然違うし、夏になってからは、春にサラダにしていた青菜類がなくなり、枝付き枝豆や大きくなってきたトマトやキュウリに、毎食の生野菜のパートを担ってもらうようになった。
ニンニクやモロヘイヤが夏の野菜だということも、初めて知った。
アボカドだけは大好きなので、季節に関わらず、そして輸入のものでも、手が伸びてしまう。
季節の花を見て愉しむように、旬の野菜だけを季節ごとにいただけるって、とても贅沢。
気候に逆うようにハウス等で育てられた野菜とは、風貌や味わい、いただく側の気持ち的にも、全然ちがう。
自分にあった環境で良さを発揮出来るということは、野菜も人間も、おんなじなのだな。
ゆる菜食主義
我が家は、基本的には菜食主義。
私はもともと、両親譲りの野菜好きで、大きなステーキ!などを前にすると、若干萎縮するようなタイプ。
彼はというと、私と生活するようになってからというもの、食の好みに限らずいろいろなところが私に似てきて、かつては大のお肉好きだったけれど、気づかないレベルで少しずつ減らしてみたり、もともとの野菜好きもあり、近頃は毎日お肉をいただかなくても、大丈夫になってきた。
彼は、無意識的にとても順応体質のようで、私にとってはそれがとてもおもしろいので、そのことについても、いつか書いてみよう。
よく利用する大豆ミートがあって、上の写真の麻婆豆腐のように、ひき肉の代わりによく使っており、彼も大好き。
でも、もちろん今でも、本物のお肉が欲しくなることもある。
食べたいものを無理に我慢して欲しいわけではないので、一緒にスーパーに行き、彼がお肉を食べたい気分のときに好きなものを選んでもらって購入し、小分けに冷凍保存しておいて、私の気分で調理に使う。
使うタイミングは私に委ねられているため、気がつくと数週間お肉を食べていない、というようなこともよくある。
だから、「ゆる」菜食主義。
「セミ・ベジタリアン」や、フレキシブルなベジタリアンで「フレキシタリアン」などとも、言うらしい。
ヴィーガン感について
ちなみに、魚も鶏卵や蜂蜜も大好きなので、今のところ、まったくヴィーガンの予定はない。
ただ心の中では、すぐにでなくとも、いつかはお肉を食べない食生活をしたいなぁと、思っている。
けれど、前述のようにスーパーでお肉のパックを手に取る時、脳裏によぎる生々しい現実を、考えないように、考えないように、としていることは確かで。
「アニマルウェルフェア」や「畜産環境問題」などの大切なことについて、現状ほとんど目を背けていることを露呈してしまったけれど、完全に現実逃避するのではなく、我が家のペースで、徐々に実現してゆけたらと、思っているところ。
蜂蜜に関しては最近、近所で購入できる有機のアガベシロップが気に入り、愛用し始めた。
国産、無農薬、オーガニックの穀類
お米や麺類、オートミールなど、よくいただく穀類は、それぞれ国産であったり、無農薬、オーガニックのものを、これまでいくつか試して、最近は、徐々にお気に入りが絞られてきた。
下の写真は、彼が不在の日のお昼。
私ひとりの時は、ガラスフライパンひとつで、オートミールをよくいただく。
プチプチした食感が好きな私は、少し硬めに調理していただく。玄米も然り。
自家製パン
朝食にも時々オートミールをいただくけれど、基本的には、パンと果物とコーヒー。
スタメンのアガベシロップ、オーガニックピーナッツバター、無添加ジャム。
ジャムは、最近はブルーベリー。写真のマーマレードは、以前に野菜をくれた友人Yちゃんの手づくり。
彼は、ハムやベーコンとチーズのトーストの日も多め。
我が家のパンはずっと、私が焼いている。
と言っても、ボタンひとつで焼ける、ホームベーカリー。
母も昔から、パンはホームベーカリーで焼いていて、以前は会う度に一斤差し入れしてくれたりしていた。
結婚前、彼と一緒に住むことになった時「引越し祝い」と言って、ホームベーカリーのマシンをプレゼントしてくれ、それからは、自家製パンを焼く生活から、離れられなくなった。
国産小麦粉を使用して、大好物のナッツを砕いて、混ぜて焼く。
自分たちの好みに合わせて焼くパンは、本当に美味しく、彼も「もう市販の食パンには戻れない」とのこと。
ちなみに、国産でも「無農薬」の小麦粉となると、なかなか見つけにくい上に、かなりの高級パンになってしまうので、今はせめてで、国産100%を選ぶようにしている。
小麦を使わない米粉パンなんかも、焼いてみたいな。
つづく
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