筍取物語2
- 2022.06.17
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2度目のタケノコ採り体験
前回タケノコ取りを初体験させていただいた2日後、再び竹林へ。
タケノコはものすごいスピードで成長するので、旬の時期には2、3日おきに採りに行かねばならないらしい。
Sさんはこれをおひとりで20年続けているそうで、現役でお仕事をしていた時代は、朝早く藪に入り収穫して、その後に出勤していたとか。 恐るべき体力…。
この日は彼もコツを掴んできたらしく、器用にたくさん採っていた。
私はというと、土の上に出てくる直前の隠れタケノコを足で探す技を身につけるために、ひたすら地面を踏み踏み。
タケノコの根っこがこんな風になっているって、初めて知った。
収穫と下処理
この日の収穫は18本。 Sさん夫妻は「うちはもういらない」ということで、我が家ですべていただくことに。
前回は私の家族友人へ送ったので、今回は彼の家族友人たちへ。
皮が山のようになるので、この日は庭で皮むき。
皮むきのコツ
Sさんに教えていただいた皮むきの方法がとても楽だった。
下の大きめの皮が取れたら、先の方をやさしく握って、手前と奥にひねるのを繰り返す。
タケノコの皮は交互に重なっているので、こうすることですぽっと皮が取れる。
タケノコ採りの方法だけでなく、下処理のスキルも獲得してしまった。 Sさんには社会勉強や初めての体験をさせていただいてばかり。
皮むきの作業だけでも、汗だくに。これをご夫婦ふたりで、毎年シーズンには何度もされているのかと思うと、本当にすごい。
私が皮むきをしている間に、彼が昼食にうどんを作ってくれた。
こういうのが疲れた身体に染みて、本当に嬉しい。
追いお恵み
Sさんは自宅のお庭とは別に畑をしていて、この日の午後に行って採ったものを、またまた分けていただいた。
エンドウ豆と、とう立ちしたホウレン草をどっさり。
最近は、野菜を買いに行く隙のないほどいただいている…。
いろんないただき方
茹でたタケノコは一晩寝かせて、翌朝に下処理が完了。
ひとに送る分は、ざっくり切れ目を入れて身の中の水分を出してから梱包すると教わったのだけれど、じゃーっとたくさん水が出てくるので、重要なひと手間だと思う。
その日の新鮮なうちに宅急便を送り出し、もちろん我が家でも楽しむ。
タケノコの形状がきれいすぎて、ふたりで観察する。
まずはグリル。
エンドウ豆も一緒に。
煮物をした翌日におじや、
それにパスタ。
お得意の鍋パスタに、
餡かけ的な。
いろいろやり尽くし、最終的にタケノコクッキーに。
ドライパイナップルのような食感で、ほんのり風味がして美味しかった。
なんとも贅沢な、タケノコ三昧でした。
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