なぜ、絵を描くのか?

庭しごと -種取り編 カボチャ熟成-

庭しごと -種取り編 カボチャ熟成-

前回のつづき

カボチャ熟成の経過

前回収穫した、バターナッツカボチャ。

いただく前には熟成期間が必要らしく、しばらくの間、キッチンに置き物のように鎮座していた。

収穫当日。

堂々たる存在感。自立する野菜って、なんかいい。

9日経過。

頭の部分が変色。少し痩せた?

15日経過。

危うく本当の置物と思い始めてしまっていたけれど、ふと思い立ち、ついにいただくことに。

いただく

なんとなく縁起の良さそうな風貌だったので、ありがたく飾っていたのだけれど、まな板に乗せると、一気に野菜感。

ヘタの細かい棘。
カボチャの世話をしていた頃、うっかり素手で触ると痛かった〜。

中身も、よく見るバターナッツカボチャと少し違う。下側に栄養が偏ってしまっているような印象。
南国のパパイヤみたいな、鮮やかな色。

種をすくって取っておく。普通のかぼちゃより小さめの種。
後述で乾燥させる。

豆乳味噌汁の具になってもらったけれど、さっぱりしていて美味しく、彼にも好評だった。

1ヶ月以上熟成させると、甘みが増すらしい。

種取り

畑の収穫も落ち着いたので、来年のための種取りについてを。

キュウリ

まずはキュウリ。

キュウリの種を取るには、普通サイズより大きくなるまで育てる必要があるそうだけれど、そうと知らずにほとんどをジャンボサイズで収穫しており「種も大きいな〜」なんて言いながら、いただいていた。

それでもキュウリの種は小さく、周りについている実のぬめりを取るのがたいへん。
色々試した結果、茶こしに入れて洗うのが、目が細かくてベストだった。

綿の布巾に乗せて乾かす。

上からティッシュで押さえて水分を取ると、多少ぱらぱらに。
その後、さらに数日のあいだ自然乾燥。

オクラ

柔らかいものと硬くて食べられないものと、半々くらいだったオクラ。
種をくれた友人に話すと「我が家もそうだった、今年は硬かった」と。

やはり夏の間に雨が続いたのが原因かな、と話し合う。

硬いものや枯れたものは、種取り用にとっておいていた。

中には割れて、種が見えているものも。
枯れたオクラ、かっこいい。

裂け目からぱきっと皮を剥がすと、いくつもの部屋に分かれて大きな種がたくさん。

食べられるオクラの種は白いけれど、枯れると黒くなるのかな。

それに、友人からもらった時にはブルーだったけれど、着色されていたのかも。

ヘチマ

以前に枯れてしまい、種取り用にとっておいた、赤ちゃんヘチマ。
そもそも、この子から種は取れるのか?

切ってみると、予想以上に大きな種がぎっしり。

どうなるかわからないけれど、一応キュウリと同じ要領で種取り。

バターナッツカボチャ

先ほどとっておいたバターナッツカボチャの種も、同じ要領で。

ほかの野菜もそうだけれど、たったひとつの実から、こんなにたくさん種が採れるなんて、なんという繁殖性。

たった1年の、こんな自己流の家庭菜園でも、大種持ちの富豪となれる。

購入した野菜の種

自分の畑で採れた野菜だけでなく、購入したものからも、種を取ってみる。
その場合も、もちろん全て無農薬の野菜。

ゴーヤ

来年は、グリーンカーテンにゴーヤを追加してみようかな。

ピーマン

しばらく保存していたら、黒くなってしまっていた…。
これはもうだめかも。。

カボチャ

空き瓶に、緩衝材としてティッシュを一緒に入れて、保存。
お菓子などについてくるシリカゲルも入れて湿気対策も。

ほかの種も、紙に包んで何の種かを記して、空き瓶へ。

種を自分で取って保存。なんだかわくわくする。

来年また、蒔くのが楽しみ。

つづく