なぜ、絵を描くのか?

庭しごと -畑編20 オクラの花-

庭しごと -畑編20 オクラの花-

前回のつづき

畑 128日目

花たち

この日、ついに!

ずっと見たかったオクラの花に出会えた。

ポピーやアネモネのような花が好きだけれど、オクラはオフホワイトのドレスのようで、美しい〜。

少し前にお隣さんへ伺う際に、ナスタチウムのミニブーケを持って行くために大胆に剪定したおかげか、こちらもとても元気になってきた。

カボチャの花も、大きくて本当にきれい。

春の庭しごと掃除編で、ずっと「銀木犀」と呼んでいた、先住のいちばん立派な庭木。

近頃窓を開けると金木犀の香りがすると思っていたら、この庭木に、小さな橙色の花が。

銀木犀は花が白くて香りが淡いはずなので、この木が実は、金木犀だったことが判明。

何はともあれ、いい香り。

特に彼は毎年この時期になると、街なかで漂う金木犀の香りを楽しみにしていたので、嬉しそう。

カマキリ夫妻

カボチャのすぐ下で、カマキリの夫婦とこんにちは。

珍しいので写真を撮って彼に報告すると「この後、大変なことが起こります。」と、急に怪談師のような表情に。

「卵を産んで、大量に羽化してたいへん!」と答えると、

それも大変だけれど、不正解、とのこと。

なんとカマキリは、交尾を始めると、メスがオスを食べてしまうらしい…。

しかもオスは、身体の大部分を食べられても、なお生きているとか。

想像を絶するグロテスクな話に、しばらくぶるぶるっと、身震いが止まらない。

中にはうまく逃げられるオスもいるようだけれど、私が出会ったのがこのカップルは、この後どうなったのだろう…。

本日の収穫

たっぷりバジル、ナスタチウム、オクラ、トマトに、ベビーリーフのおそらくエンダイブと、ロメイン。
小さな小さな大根と、ハツカダイコン。

結局オクラは、半分は硬くて食べられなかったので、種だけとる。

ベビーリーフとトマトのおかげで、春以来、久しぶりにサラダがいただける。
バジルも豊作で、嬉しい。

畑 130日目

さらに2日後。

この日は、少しメンテナンス的な作業を。

左の枠

トマトを剪定しつつ、ブロッコリーの芽が沢山出たので、均等な間隔に植えなおす。相変わらず、独自の手法…。

真ん中の枠

全体的に、前回よりも、さらに弱ってしまった。

水も、やるべきかやらぬべきか…。

右の枠

枯れ果てたキュウリの支柱を、解体撤去。

いっぱい実をつけてくれて、ありがとう〜。来年もよろしく。
以前に見た赤ちゃんキュウリたちは、いつの間にか枯れていたらしい。

そして、孤高のカボチャ様。

着実に貫禄を増している。

葉も勢いづいて、こんなに大きく。

2日前にたくさん実を収穫したおかげか、オクラの花が満開に。

葉も花も、なんてお洒落。

ラベンダー経過

双葉の頃に、鉢植えして以来、お久しぶりのラベンダー。

程よく日陰になるベランダに置いて、じっくり成長中。

双葉の頃

伸びすぎている感じの茎があったので、少し剪定してすっきり。

ふと視線を感じて見ると、室内からギューちゃんが応援(?)してくれていた。

写真はベッドに座って落ち着いて見えるけれど、作業に没頭している間は、ずっと私の姿を窓の向こう側から追いながら、にゃーにゃー鳴いている。

手前の植物は、ギューちゃんお迎えにあたり、リビングから外へ追いやられた方々。
すぐに寒くなりそうだから、行き場を考えねば。

ヘチマ 112日目

ヘチマ、前回から約20日。

3つなっていた実のひとつは、盛大に枯れてしまっていた。
栄養がうまく届かなかったのだろうか。

他のふたつは、ゆっくりながらも成長しているみたい。

さらに、新しい赤ちゃんも発見。

夏は終わってしまったけれど、いくつかは収穫できるかなぁ。

本日の収穫

穴あきトマトと、硬いオクラ。

トマトは傷んだ部分を取り除いて、美味しくいただき、オクラは種とり用に。

つづく