なぜ、絵を描くのか?

庭しごと -畑編12 ヘチマの蕾-

庭しごと -畑編12 ヘチマの蕾-

前回のつづき

ヘチマ 52日目

夏の暑さを和らげてくれる、憧れのグリーンカーテンにはほど遠い、空間の空いたヘチマたち。

それでも、夏の太陽にも負けず、すくすくと育っているみたい。

ヘチマは水が好きと聞いたので、1日に2度水やりをしたり。

ヘチマ 64日目

2階のベランダから誘引が出来そうな位置まで伸びたので、初めて上から見てみることに。

洗濯物を干さなくなって以来、出る機会の減った2階のベランダ。

誘引したり、曲がった蔓を巻き直したりしていると、小さな蕾のようなものを発見。

2種類の違う形の蕾が、いくつか。
不思議に思い調べてみると、雄花と雌花の違いらしい。

そしてお久しぶりの、このアングル。

ちなみに下は、レイズベッド設置前

これがほんの3、4ヶ月前の景色だなんて、驚き。遥か昔のことのよう。

そして、まだ寒かった引っ越し当初

こうして見比べると、芝の色の変化がすごい。

この庭では私にとっては、ひたすらに驚きと発見の嵐だったので、時間の感覚がきっと、ちょっとおかしくなっている。

お隣さんとのお返し合戦

楽園の畑を持つお隣さん。
その楽園から、よくお裾分けをいただく私たち。

先日は、さすがにいただいてばかりだったのでささやかなお返しをお持ちしたところ、そのまたお返しを、しかもその日のうちに、いただいてしまった。

そしてさらに、また別の日に。

トマトとシシトウと、巨大なのは「ズッカ」というトマトだそう。

お隣さんのおかげで、野菜を買う回数の減る我が家…。

うちでもキュウリが採れ始めたので、後日手作りしたオートミールのクッキーと一緒に、お持ちした。この日は、彼も一緒に。

今帰ってきたらしき、ガレージの中のご主人に声を掛けると、いつも通りの太陽のような笑顔で「こないだのケーキ、美味しかったよ」と。
奥様も家から出てきて、楽園を見せていただきながら、しばし夫婦同士でおしゃべり。

初めて楽園を見た彼は、やはり感動した様子。

そしてあろうことか、その流れで、またいただく。

ズッカ、トマト、パプリカ。それに「今採って来た」という立派な枝豆。

これはまた何かお礼しなくては。でもうちの野菜はまだ心許ないし…。またお菓子を作ろうか。

そんな話をしていると、その翌々日。

またしても……! でっかいスイカ。

たしかに、畑の上に作った棚の上にいくつか実っているのは見えたけれど、こんなに大きかったのか…。

もはや抗戦のしようがなく、お返し合戦に見事敗北した我が家なのでした。

スイカは、とっても甘かった。

つづく