なぜ、絵を描くのか?

庭しごと -畑編3-

庭しごと -畑編3-

前回のつづき

畑 45日目

右の枠

前回、成長が早く、網を取り外したキュウリと、その並び。

支柱にしっかり蔓が巻き付いている。よしよし。

お隣のカボチャも、地植えした時には小さかったけれど、いつの間にか大きくなってきた。

そして網を被せてある方。

ホウレンソウのひとつに、花が付いているのを発見。まだ葉も全然育っていないのに…。

ホウレンソウやネギは、やはり収穫できるか怪しいなぁ。

真ん中の枠

チャード、キャベツ、ハツカダイコン。

こちらは健康的で、順調に育っている感じ。

左の枠

ネットがかかっているのに、大根の葉をこんなに食べられてしまった。

早速探索を始めると、たくさんのフンと共に、初めて見るグレーの幼虫を、かなりの数発見。

どうやら「カブラハバチ」というハチの幼虫で、厄介なことに、卵を葉肉中に産みつけるらしい。
たしかに、カブラハバチ、大根の周辺でよく見たなぁ。

きっと、ネット設置以前に産み付けられた卵が孵って、ネットの温室のに守られて、ぬくぬくと育ってしまったんだな。

それにしてもものすごい数で、もう、手袋なしでポイポイ除去。
少し前の自分が見たら、悲鳴をあげているかも。慣れって、すごい。

ひとまず見つけられるだけ除去して、大根の根に土を足す。

アオムシを飼ってみる

大根がまだ小さい時、あれだけ一生懸命に除去していたモンシロチョウの幼虫だけれど、大量のカブラハバチの黒い幼虫を除去していると、ふとアオムシを見つけた時に「可愛い」と感じてしまう。

指でつまむと、ふわふわとしていて気持ちいい。

これも、少し前の自分が見たら、すごいスピードで遠くへ走り逃げていると思う。

ということで、なんとなくポイッと出来ずに、間伐した大根の葉に集合させてみた。

以前にキャンプした時に、巨大な毛虫を見て「どんな立派な蝶になるのだろう」と思ってから、ずっとしてみたかったこと。

アオムシを羽化させる。

もしも上手く羽化して蝶になったら、またアオムシが生まれてしまって、畑としては大変なのだけれど…。

使っていない深めの鉢に、さらに間伐した大根の葉を数枚入れて、その上にアオムシくんたちを4匹。

私にとっては、子供時代にも経験したことのないことなので心配だけれど、自然の力を信じて。
果たして、無事に蝶にさせてあげることが出来るか。

つづく