ギューちゃん近況 -添い寝上手-

１歳２ヶ月、こんなに長くなりました。

顔は小さいままで、ボディが伸びるタイプのようで。

前回、夏毛への生え替わりについて書いたけれど、こんなに暑くなってきても、なんだかまだ生え変わりきれていないような気がする。

暑い日は「猫クーラー」登場。

去年、エアコンなしで乗り切った我が家だけれど、今年はギューちゃんのためにエアコン導入。

うちの周辺には、地域の皆さんに可愛がられているらしき野良猫が、たくさんいる。

たまに道端に現れてはすごく甘えてくる子や、Sさん家に居候している子。

この白黒の子は、どうやらうちの庭によく来ているようで、まるで自分の家のように堂々と歩いているのをよく見かける。

この日も当然のように玄関の階段を登ってきて、庭にいる私たちを見つけると「なぜここにいる！」という感じで一瞬驚き、でも冷静な感じで「しょうがないから今日はお隣へ行くか」と柵を越えて行ってしまった。

ギューちゃんは、初めて会うのか顔見知なのか、フリーズしてじっと見守るのみ。
久しぶりに、ビビり君ぶりを発揮。

その後何度か会ったり、Sさんの猫ちゃんに会ったときも、同じような反応。

ビビりというか、奥手なタイプなのかな…。

Sさん猫ちゃんがすぐに飽きてしまったという、レーザーポインターのおもちゃをいただいた。

「ギューちゃんなら、永遠に遊ぶでしょ」と話していたら、案の定。

毎晩、就寝前のひと遊びにたいへん重宝。

それから、なんとなく思いつきで手作りも。個人的にはねずみの髭が、いい具合に頼りない感じが出せた。

夕飯に魚が出るときは、調理中から食卓の上まで、執拗に挑んでくる。

あまりに来るので、その辺にあったものでバリケードをしたら、巧みに乗り越え前足を使い出したので、笑ってしまった。

最近の夜のギューちゃんは、人間たちが寝室へ行くと、なぜだか少し時間差でやってくる。

そして床で寝そべり、彼か私の足にもたれて寝そべり。

朝は、ごはんを食べたら寝室へ戻ってきて「にゃー」と顔の前で鳴くか、私のおでこをつんつんして起こし、そのあと人間たちの起床時間まで、私の腕枕で一緒に眠る。

目が覚めたら知らないうちに腕枕していたことも、何度かあったなぁ。

大好きな毛糸玉を持ってきていることも。

ある日は、私が体調がわるく、ベッドに寝そべりながら作業をしていると、

隣にきて、一緒に寝そべってくれた。

作業もできなく昼寝しているようなときも、添い寝。

体調がすぐれないときやメンタルが弱っているとき、自分がどれだけ母を慰めているか、本人は知る由もない。