浅草へドライブ
つい最近お別れをしたばかりの浅草。
好きなお店や行きたい場所があったり、会いたい人がいたりして、なかなかの距離ではあるけれど、たびたび遊びに行っている。
この日も諸用で、泊まりがけで浅草へ。
浅草ビューホテル
昔から有名な「浅草ビューホテル」。
レストランでは、お祝いでビュッフェをいただいたことはあったけれど、なにせ自宅のご近所だったので宿泊したことはなく、今回初めて泊まってみた。
たしか19階。
お部屋に入ってバスルームやベッドを通って一番奥に窓があり、カーテンがかかっていた。
この窓がユニークで、カーテンを開けると床から天井まで出窓のようになっていて、
そこには景色を眺めるための、カウンター式のテーブルセットが。
ガラス張りなので、上下左右、景色がずーっと遠くまで一望。
こんなロマンチックなスペースが隠されているとは知らずにカーテンを開けたので、驚いた。
この大きなサイズの窓に、景色を眺めるためにカウンター式にしてあるところにグッときた。
長年愛されるわけだなぁ。
スカイツリーや浅草寺と五重の塔、花やしきや、隅田川の向こうのマンション郡も見える。
以前住んでいた場所からも、このホテルが見えていたなぁ。
時刻は18時前くらい。ちょうど空が夕日で虹色に染まり、とてもきれいだった。
水木屋馬場商店
翌日は、問屋街の浅草橋へ、キッチンで使う籠を探しに。
「探しに」というか、浅草在住時代から好きなお店へ「引っ越したら籠をたくさん買いに来る」と決めていた。
蔵前と浅草橋の中間にある「水木屋馬場商店」さん。
以前、浅草から浅草橋あたりまで自転車で通っていた頃に、よく前を通っていて見つけたお店。
店頭から店の奥まで、とにかくいろんな素材や形の籠がたくさん。
しかもお値段が、通常の半額かそれ以下ほどに思える。
問屋街らしく基本的には卸し中心のようで、在庫を伺うと、上の階にいくらでもある、とのこと。
サイズも質感も本当に様々なので、彼と一緒に1時間くらい店内で迷ってしまったけれど、
気に入ったものを無事お迎えできた。幸せ。
浅草橋 ストーン
すぐ近くの「ストーン」さんで、大好きな「焼きカレー」をランチにいただいて帰った。
「焼きカレー」は、ドリアみたいにチーズの乗ったカレーで、フォークでいただく。
とても人気店でランチタイムは入れないこともあるのだけど、
少し遅い時間に伺ったおかげで席があって、よかった。
食後のコーヒー。
ところで、喫茶店で出てくるコーヒーのカップって、お店によっては、その人のイメージで色や柄を選んでいるんじゃないかなといつも思うのだけれど、
ストーンさんでは今日は、彼にはよく似合うブルーのカップと木製のソーサーで、
私には80年代っぽいカラフルなカップで、勝手にちょっと嬉しかった。
富士山
往きは下道でのんびり来たけれど、帰りは高速に乗った。
当たり前だけれど、高速だと浅草からでも、本当にあっという間で、いつも驚く。
この日は帰り道で、ちょっといいことが起こった。
極うっすらではあるけれど、目の前に富士山が。
こんなに遠くからでも、かっこいい。
うちに帰ってお迎えした籠たちをひろげたら、部屋が籠のいい匂いに包まれた。
籠の使い道についても、気が向いたら書こうと思います。
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