なぜ、絵を描くのか?

相模原 ハックルベリーと城山湖

相模原 ハックルベリーと城山湖

ある日のランチと、散歩のはなし。

ハックルベリー

ハックルベリーさんへ訪れるのは、この日が2度目。

初めて伺ったのは、引っ越してわりとすぐの頃。

大きめの通りから見つけやすい場所にあり、ほとんど前情報なく訪れて、

まずこの建物と内装に、きゅんきゅんときめいた。

エントランスの重厚な木の扉に、

立派な梁と漆喰と、そのまんまの木でできた、お店の中。

大木を切り出して出来たような家具や、天井からぶら下がるひょうたんスピーカー。

さんや、オレンジツリー さんの雰囲気にも近いけれど、ハックルベリーには独特の迫力がある。

まるで森の中の虫や、りすか何かの小動物になったような気分。

そして何より、

食事が美味しい。

この日は、彼はオムホワイト、私は野菜ペンネグラタンを。

グラタンは、カボチャやじゃがいも、きのこなどなど、たくさんの種類の野菜と、ペンネにホワイトソース。

オーブンから出したてのようなあっつあつを、私好みの無骨な鉄の器でサーブされる。

木の温もりに包まれたこんな空間で、こんなに美味しいものがいただけるなんて。 しかも、自宅から全然遠くない。

幸せに浸っていると彼が「デザートもいただいちゃおう」と。 幸せの追い打ち…。

それぞれコーヒーと、ホットアップルパイにレアチーズケーキ。

デザートをいただくのは初めて。 どちらも本当に美味しかった…。

ちょうど午後の眩しい光が入っていたので、神々しい写真が撮れた。

ブログを始めて、食事の写真を撮る事への抵抗も随分減って、慣れてきたなぁ。

城山湖

お腹がいっぱいになったので散歩しようと、行ってみたかった 城山湖 へ。

ハックルベリーからは、車で山を登って行く。

登りの道では、ふたりでアメリカを旅したときに立ち寄った、ロサンゼルスのGriffith Parkを思い出した。

この湖はその昔、揚水発電のために、津久井湖から水を汲み上げて造られたそう。

湖の周りを、ぐるりと散策できる。

案内看板のイラストが、すんごく可愛い。

駐車場から、散策路に入るところにある石碑。

その奥に、立派な木。

根元には、花のような形の松ぼっくりが。 どうやら「ヒマラヤ杉」という種類の木のよう。

拾って帰り、ギューちゃんのおもちゃに。

少し歩いたところに「航空神社」の看板を見つけ、階段を登ってみる。

水源地ということで、ホタル研究会による趣のある看板が。

よく陽が当たるのか、乾いた落ち葉がふわふわになって、上までずーっと続いている。

こういう場所に来ると一気に気分が上がって、身体の中の、空気の入れ替えをしているような気持ちになる。

上まで登ると視界がひらけ、後ろに小さなほこらが。

挨拶しつつ、よく陽が当たって景色を一望できる、いい場所にある神様だね〜と話す。

日の出や夕暮れ時も、きれいそう。

日が暮れてきたので、この日はここで引き返すことに。 そのうち、散策路を一周しに来たい。

航空神社から下るときに見つけた、割れた木。

エドヴァルド・ムンクの名画に、あまりにも似ていたので記念に。