イルミネーションとお月様
相模原へ引っ越して来てから、お花見やハイキング、日常的にピクニックとたびたび訪れている、津久井湖城山公園花の苑地。
ある日、陽が暮れてから車で通ると、通常真っ暗なはずが、何やらきらきら。
急遽立ち寄ってみることに。
津久井湖の灯り
イルミネーションというと相模湖が有名のようだけれど、津久井湖でもやっていたみたい。
駐車場から公園へ向かっていくとすぐ目に入るのが、青くひときわ光るトンネル。
中へ入ってみると、何もかもが青く光る不思議な空間。
トンネルを抜けると、左手に、大きなクリスマスツリー。
右手の建物側からは、どこからともなくシャボン玉がふわふわとたくさん飛んで来て、子供達が遊んでいる。
夜のシャボン玉って、幻想的。
花壇や芝生のある方へ進むと、暗闇の中に、ぽつりぽつりと灯りが灯っている。
もともと、ぎらぎらとしたイルミネーションにはあまり興味がないのだけれど、
ここの灯りは、宇宙空間のような広〜い暗闇に、灯りが点在している感じが可愛い。
何より、子供に向けて作られている感じがとてもいい。 これこそ「ロマンチック」だなと思う。
上の芝生広場の小さな丘になっている場所には、サーカスやメリーゴーランドのようなテント型の灯り。
その中には鐘があり、子供たちが鳴らすので、歩き回っている間、ときどき鐘の音が聞こえてくる。
ドイツ時代に、街中で行われるのでたくさんのクリスマスマーケットに足を運んだけれど、こぢんまりとローカルなマーケットに行ったときの、あったかい幸せな雰囲気を思い出した。
それでちょっぴり日本が恋しくなり、家族や大切な人たちに、クリスマスカードを書いて送ったなぁ。
夜の支配者
駐車場の方へ戻る途中、お蕎麦屋さんの店先で、こんな趣きのあるお団子売りをしていて、誘惑に負けてしまった。
彼も私も、こういう「趣き」にめっぽう弱い。 夕ご飯前だったので、ふたりで1本購入。
聞くと、その日がイルミネーションの初日の点灯式だったそうで、お団子も期間限定とのこと。
湖の向こう、イルミネーションと向かい合うようにきれいな月が出ていたので、「いい時にここを通ったね〜」と話しながら、寒い中ほくほくとお月見した。
こんな月を見ると思い出す、昔よく聴いていた曲。
おやすみなさい。
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