なぜ、絵を描くのか?

庭しごと -冬からの目覚め-

庭しごと -冬からの目覚め-

前回のつづき

庭の目覚め

前回からおよそ1ヶ月。

暖かい日が増えたな〜と思っていたら、庭の様子が、わかりやすく変わってきた。

知らないうちに、枯れ果てていた地面から、様々な草が芽吹いている。

きっと気温の上がった天気のいい日に、ここぞとばかりににょきにょきと伸びるのだろうな。 本当に突然現れているので、驚く。

ちっちゃな花まで咲いて、可愛い。 春のはじめのこの感じ、すごく好き。

畑のようす

なんと。

秋に蒔いて、ひょろひょろした様子をあまり変えないまま冬を越えたネギたちが、なんだか突然力強く。

このまま終わってゆくのだろうと、収穫もせずに放っておいてみていたけれど、こんなポテンシャルを秘めていたなんて…。

ブロッコリーや、前回植え替えたチャードも、春らしくなるにつれ心なしか元気に。

チャードは小さいけれど新しい葉が中心から出てくるので、少しずつ周りから収穫しては、食卓に上がっている。

鉢の植物たち

お久しぶりのラベンダー。

昨年の春に種を蒔き、には多少葉が伸びていたけれど、寒くなるにつれて枯れ変色し、質感も硬く。

今年新たに蒔き直そう、と思っていたら、

枯れた葉の隙間から、緑色の小さなな葉が出てきている?

ネギみたいに強い子なのかもしれないと可能性を感じ、ひとまず枯れた葉を取り除く。

右の鉢も。

色の違いが絶妙すぎて、見ているうちに、どれが新しい葉かわからなくなってくる。

さみしい感じになってしまったけれど、完全に株がなくなったと思っていた場所からも芽が出てきているし、

これからもっと暖かい時期に、ちょっぴり期待。

浅草時代に育てていた、ピレア・グラウカグレイシー。

もともと枯らしてしまいやすく、とうに諦めて冬中外に出していたのだけれど、久しぶりに葉っぱが顔を出した。

こんなにひ弱そうな子までも…。 植物の生命力って本当にすごい。

横を見ると、こちらも浅草から持ってきて、ギューちゃんお迎え時に外に出して以来、そのまま冬を越えた、枯れテーブルヤシ。

「まさかね」と思いつつも、可能性を見てみたくばっさり剪定してみた。

どうなるか、わくわく。

初みみずと収穫

数日後。 この日も天気がよかったので、庭へ出る。

暖かい日は、特に理由がなくても、庭へ出たくなる。

ついでに少し手入れを。

越冬して、ぎゅうぎゅうの状態でプランターに移植したエンダイブ

葉がつやつやしてきたので、古い葉を剪定してみる。

外側の葉を、根っこの際に沿ってじょきじょき。 まるで羊毛を飼っているみたい。

さっぱり。 きっと、まだまだいただけると思う。

するとそこへ。

今年初めての、みみず先生登場。 何となく、縁起が良いような気に。

プランターから出て行きそうだったので、土の中に戻ってもらった。 今年もよろしく。

チャードも、露出した根本のところを土で隠してあげ、少し収穫。

どの株も、中央から新しい葉が出てきている。 春のお日様パワーを、ダイレクトに感じるなぁ。

つづく