レストランてんすいと、相模湖の昭和レトロ
浅草時代によく喫茶を利用していた私たちの、
相模原に引っ越して来て以来の「喫茶ロス」をカバーしてくれるお店を。
レストラン てんすい
てんすい さんは、相模湖畔にある喫茶レストラン。
このあたりの国道沿いにはこういう趣きの建物が多いので、前を通過したことはあっても、あまり注目しておらず。
美味しいカツカレーが好物でリサーチの鬼でもある彼が、貪欲にリサーチして見つけたのが、来訪のきっかけ。
この日初めて来て気に入って、じつはその後、遊びに来てくれた友人Fくんとのランチも、ここへご招待した。
その2度とも、ついたのはこの窓際のお席。 来るたびにほぼ満席で、こぢんまりとした店内は老若のカップルやファミリーで賑わう。
ビッグなカツカレー。 じつは、この日は私がこちらをオーダー。
メニューがどれも美味しそうで、とうとう決められず。 いつもふたりでシェアするので、私は彼の食べたそうなものを。 優柔不断な私たちが時々する決め方。
脂身がさりげなくポークカツの上に乗っていて、じゅわ〜と下へ滴っていたのは、偶然ではなく作戦なのだろうか…。
当初そのカレーがお目当てだった彼のオーダーは、ハンバーグステーキに、エビフライ。
まるで「海老の尻尾も美味しい料理の一部ですから」と言っているような姿。 おしゃれ〜。
カツカレーは、普段あまりいただかないのと脂身パワーでボリューム負けして、しっかり手伝ってもらった。
喫茶っぽいというか、昔ながらの洋食屋さんらしく、どのメニューもお手頃な上にとっても美味。 満席にも納得。
相模湖をぶらり
その後、相模湖まで行って、食後の運動を兼ねぶらぶらと散歩。
いつもご近所の人、観光っぽい人、運動部の人たちなんかがいるけれど、やはり混雑していなく広々としていて、いい。
食後のコーヒーを求めて、今まで行ったことのなかった、奥の方へ行ってみる。
ボート屋さんやゲームセンターに、射的屋さん(!)。
この観光ロードのような場所に一歩踏み入れると、まるで昭和にタイムスリップしたかのような雰囲気で、相模湖の意外な一面に、ひたすら驚く私たち。
すぐ近くにあったお店へ入ってみると、こちらでもまた、タイムスリップ体験。
壁際の食器や雑貨は、一体いつの時代から並んでいるのやら、絶賛販売中。
なんだか不思議な気持ちになる相模湖の一面。 ここに駄菓子屋でもあったら、昭和レトロ好きの人々が押し寄せるのではないかと思う。
でも現代風にも、今以上に人気にも、なって欲しくないなぁ。
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